仕事をする目的について
皆さんは、何のために仕事をしていますか。
このように聞くと、『お金のため』にきまっているよ。
と、ほとんどの方が言うと思います。
確かに、内閣府が令和4年10月に実施した『国民生活に関する世論調査』によると
『あなたが働く目的は何ですか』の問いの結果は下記のようになりました。
・お金を得るために働く 63.3%
・社会の一員として、務めを果たすために働く 11.0%
・自分の才能や能力を発揮するために働く 6.7%
・生きがいを見つけるために働く 14.1%
予想通り『お金を得るため』が圧倒的に多いわけですが、
その目的をもう少し掘り下げてみると
・生活をより豊かにするため
・趣味をより充実させるため
・家族を養うため
など、何をするためにお金を得るのかは人によってさまざまです。
また、同じ人であっても、その時の環境によってその目的は変化するものです。
大学を卒業し始めて就職した時の目的と
結婚し子供ができた時の目的と
定年を迎えて再就職した時の目的と
その時々で目的は変わっていくのではないでしょうか。
目的が違えば、自ずと『働き方』も変わってきますし、
会社や仕事に対し、求めるものも変わってきます。
『今の自分にとっての理想的な仕事』もその時に応じて変化し
今の会社・仕事でいいのか・・・と悩むこともあるのではないでしょうか。
内閣府の同じ調査で、『どのような仕事が理想だと思いますか』の問いでは、
・収入が安定している仕事 62.8%
・私生活とバランスがとれる仕事 53.7%
・自分にとって楽しい仕事 51.9%
・自分の専門知識や能力がいかせる仕事 35.9%
・健康を損なう心配がない仕事 33.7%
といった結果となりました。
今の仕事は、今の自分にとって理想的な仕事になっていますでしょうか。
自分は今、何のために仕事をするのかを、考えてみてはいかがでしょうか。
その目的が分れば、仕事の仕方や、行動が変わってくると思います。
※内閣府の『国民生活に関する世論調査』の詳細は下記URLでご確認ください
https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-life/index.html